ファイルサーバの分析でデータ容量の肥大化対策

ファイルサーバの
分析でデータ容量の
肥大化対策

INDEX
ファイルサーバをなぜ分析するのか

ファイルサーバ運用時の課題
ファイルサーバの利用状況を把握する
ファイルの管理を行うために

ファイルサーバの利用状況を分析する

フォルダ毎に知りたい分析項目
・作成日時
・更新日時
・アクセス日時
・所有者
・拡張子
・サイズ

分析結果から課題を解決する方法を検討する

ファイルサーバ内を整理する
大容量のファイルを圧縮する
ファイルやフォルダを削除する
別のストレージにデータを退避させる
ファイルサーバの容量を追加する

ファイルサーバをなぜ分析するのか

ファイルサーバ運用時の課題

ファイルサーバを運用していると、ストレージ内にコールドデータ※が非常に多いと感じたことはありませんか?実にファイルサーバやNASデータの半分以上はほとんどアクセスされることがないコールドデータといわれています。

また、最近の働き方改革やテレワークの推進などから、企業が保有しているデータ量が日々増加している中、コールドデータをそのままにしていてはすぐにストレージ容量が足りなくなってしまいます。

このようにファイルサーバ運用においてデータ容量の課題は常に付きまといます。

※コールドデータ … 使用頻度、アクセス頻度は低いが、長期的な保存が必要なデータのこと

ファイルサーバの利用状況を把握する

そうした問題を解決するために、新たなストレージを増やし、データ容量を確保していくことで対応する方法が取られますが、このままでは永遠にストレージ容量を増やし続け、コストが増え続ける新たな問題が発生してしまいます。

そのような状態にならないよう、ファイルサーバを定期的に分析し、利用状況の可視化、見える化を行うことが必要なのです。

ファイルの管理を行うために

分析といってもストレージ全体や、共有フォルダ単位での利用量だけの把握では不十分です。

すべてのフォルダの詳細な利用状況を把握することが重要です。

そのフォルダがいつ作成され、どのようなデータが入っているのか、最後に利用されたのはいつなのかなど、詳細を分析することで、ファイルサーバの利用実態を把握することができます。

ファイルサーバの利用状況を分析する

フォルダ毎に知りたい分析項目

ファイルサーバ内のフォルダ毎に分析をする上で以下の項目がわかると、利用状況を正確に把握することができます。

・作成日時 いつ作成したフォルダなのか

・更新日時 フォルダの最終更新時期はいつなのか。

・アクセス日時 最後にフォルダにアクセスされたのはいつなのか。

・所有者 フォルダの所有者や、所有者ごとにどの程度データ容量があるのか。

・拡張子 保存されているデータがどんな拡張子か、どんな拡張子のデータの容量が多いのか。

・サイズ 保存されているデータの具体的なサイズはどれくらいなのか。

ファイルサーバの肥大化の要因は何なのかを知ることで、解決策を検討することができます。

分析結果から課題を解決する方法を検討する

ファイルサーバ内を整理する

利用しているデータ量が多いユーザに対し、ファイルの整理、削除を依頼する。

大容量のファイルを圧縮する

高画質の画像データや、長時間の動画データなどの大きなファイルを圧縮して管理することで容量を確保することが可能です。

ファイルやフォルダを削除する

数年間利用されていないファイルや、重複しているファイルを削除することでサーバ内のデータ容量を確保することができます。

別のストレージにデータを退避させる

使われていないファイルなどを、より安価なストレージやクラウドストレージに退避させることで、一時的に空き容量を作ることも可能です。

ファイルサーバの容量を追加する

分析結果からコールドデータが多くない場合や、不要なデータが少ない場合はストレージの追加や、大きいサイズのファイルサーバに移行する必要があります。
追加する際は分析結果から、どの程度の要用が最適なのか仮説を立てることで、適切なコストで容量を増やしていくことできます。

ファイルサーバの分析で最適な運用を実現しよう

ファイルサーバの中で、数ヶ月以内に利用されているファイルは20%も無いと一般的に言われています。

使われていないファイルをユーザに削除して貰うことで、容量の肥大化を抑止することはできるかもしれません。

しかし、今の時代ファイルを消すことはなかなか難しいかもしれません。 会社によっては1000万ファイル以上保存されていることもあります。 また、ファイル整理や削除するのにも時間がかかってしまうケースが多く、仮にユーザに頑張ってもらいExcelファイルを1万ファイル消したとしても、1GBも容量は空かない可能性もあります。

整理にかかる時間的なコストを考えると、容量を減らすため効果のある対策に絞り、実施することが重要になってきます。

ZiDOMA dataなら、3種類の表示方法でファイルサーバに保存されたファイルを可視化し、使用されていないファイル、サーバ容量を過大に消費している巨大なファイルを簡単に見つけ出すことができます。

また、オンプレミスのファイルサーバだけでなく、Amazon S3(S3互換ストレージを含む)のストレージ分析にも対応しています。

分析結果のデータはエクスポートが可能なため、レポート作成での活用や、表計算ソフトや他のアプリへインポートして、独自の分析を行なうことも可能です。

容量を減らすため効果のある対策は何なのか、その効果が出ているのか、ZiDOMA dataを使って快適なファイルサーバの管理を実現しましょう。

ZiDOMA dataによるファイルサーバ可視化・分析を体感したいと思った方は是非、無料トライアルをお試しください。

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