100TBのデータをZiDOMA dataで可視化し40%削減
チームワークで大規模Google Drive移行をダウンタイム最小で実現

(左から)JALデジタル株式会社 運営企画本部 ビジネスプロセス変革部 社内IT統括グループ シニアスペシャリスト 山本 雅哉様、アシスタントマネージャー 相山 陽様、シニアスペシャリスト 増田 幹生様

インタビュー (左から)JALデジタル株式会社 運営企画本部 ビジネスプロセス変革部 社内IT統括グループ シニアスペシャリスト 山本 雅哉様、アシスタントマネージャー 相山 陽様、シニアスペシャリスト 増田 幹生様

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JALデジタル株式会社

課題

社内で利用するファイルサーバに約100TBのファイルが蓄積されており、容量が逼迫しつつあった。保守期限も迫る中、社内の環境統一や効率的なデータ共有を目的にGoogle Driveへの移行を決定したが、膨大なデータを限られた期間でどのように整理・移行するかが課題だった。

導入
メリット

ZiDOMA dataによる分析で、フォルダ構成やファイル数などを可視化。これをもとに、利用部門の協力を得ながら必要なファイルの洗い出しを行い、40%減にあたる約60TBまで整理。業務への影響を抑えつつ、現行サーバの保守期限までにGoogle Driveへスムーズに移行できた。

容量逼迫のサーバからGoogle Driveへ
具体的な提案で移行のイメージがクリアに

JALデジタル株式会社では、社内でこれまで使用してきたファイルサーバの容量が逼迫しつつあることに課題を感じていました。一方で、社内のコミュニケーションツールとして、Gmailをはじめとした各種Googleサービスを導入。部署によってはGoogle Driveの利用も進んでいました。同社社内IT統括グループの山本氏が当時の状況を振り返ります。

「ファイルサーバについては、容量の問題もありましたが、保守期限も迫っていました。経営層の意向もあり、これを機に社内の環境統一や効率的なデータ共有を推進するため、クラウド化を検討。Google Driveへ移行することにしました。移行にあたっては、ベンダーにすべて任せてしまうとコストが膨大になりますし、当社にノウハウが残りません。ベンダーと当社とで、ある程度作業を分担する形で、ファイルサーバの保守期限までに移行を完了させることを目指しました」(山本氏)

同社は2024年春、以前からつながりのあったSIerである株式会社電算システムに相談。そこで提案があったのが、ZiDOMA dataを活用したARIのファイルサーバデータ移行サービスでした。株式会社電算システムは Google Workspace/Google Cloud のプレミア パートナーとして、導入から活用に至るまでの豊富な支援実績を有しています。提案の理由を、電算システムの高堂氏に聞きました。

「ARIとは数年前から提携し、ZiDOMA dataをベースにした移行サービスをお客さまに提供していました。ARIとのお付き合いの中で、製品としてのZiDOMA dataの安定性はもちろん、プロジェクトに対する真摯な姿勢を高く評価していました。JALデジタル様へのご提案にあたっても、ARIとともに具体的な計画を立案しました」(電算システム・高堂氏)

ARIと電算システムは、同社へのプレゼンテーションを実施。実際にZiDOMA dataを使った分析例を示しながら、データ移行完了までのスケジュールや必要なPCの数などの提案を行いました。

「このプレゼンで移行のイメージが明確になりました。適正なコスト感や、伴走型の取り組みを通して自社にもナレッジが残るメリットもあるため、関係者で検討した結果、両社の支援を受けることを決めました」(山本氏)

(左から)JALデジタル株式会社 相山 陽様、山本 雅哉様、増田 幹生様

(左から)JALデジタル株式会社 相山 陽様、山本 雅哉様、増田 幹生様

約100TBをZiDOMA dataで分析 
フォルダ構成の可視化により、各部署の理解・協力が得られた

導入決定後、ARIと電算システムは、ファイルサーバの保守期限である2025年春のプロジェクト完了を見据えたスケジュールを策定。2024年夏にキックオフが行われました。

「立ち上がりが遅れてしまったのですが、臨機応変にスケジュールを組んでもらいました。しかも、資料のとりまとめなど具体的なToDoにまで落とし込んだ内容だったので、自分たちが何をしなければならないかを整理できました」(山本氏)

はじめに行われたのは、ZiDOMA dataによるサーバ分析(PoC)。当時のファイルサーバには約100TBのファイルが存在していました。同社の相山氏は、このPoCによる分析がプロジェクト成功に大きく寄与したと語ります。

「とにかくデータが膨大だったので、そもそものサーバ全体のフォルダ構成やファイル数、あるいは誰がどのファイルを使っているかについても、詳細には把握できていない状態でした。ZiDOMA dataによる分析で、これを可視化してもらえたのは大きかったです。どのデータを移すかを確認してもらう移行調査の際も、利用部門の担当者と話がしやすかったですね。ZiDOMA dataで可視化されたフォルダ構成やデータサイズ、またファイル数などの細かなデータは、利用している当人たちもすべてを把握できていなかったため、分析結果をベースに会話することで信頼感を持ってくれましたし、スムーズに調整を進められました」(相山氏)

移行調査で副次的な効果も現れたと振り返るのは、同社の増田氏。

「調査をきっかけに、各部署で自主的にフォルダを整理する動きが広がりました。可視化されたフォルダを見て、『このファイルって、本当に必要なのかな?』と考えてくれたのだと思います」(増田氏)

この調査で「移行が必要」と回答のあったデータについて、各フォルダ50万アイテムという制限のあるGoogle Driveの仕様に合わせ、移行元・移行先対応表を作成。各部署で最低2名アサインした管理者に連携し、移行ファイルの調整を行いました。そして、2020年4月より前に更新された古いファイルや、ログ(.log)、動画( .mp4)、ISOファイル( .iso)など一部拡張子のファイルを除外することとし、最終的に移行対象は約60TBまで絞り込まれました。

移行作業は2025年1月下旬からスタート。事前準備が完了したフォルダから、ARIが順次作業を行いました。

「当初、各部門が1週間程度ファイルサーバの利用ができなくなる状況も視野に入れないといけないのではと考えていました。しかし、事前準備がうまくいったことで、ユーザには作業実施日の夕方以降の利用を控えてもらう案内をしたのみで業務への影響を最小限に抑えることができました。利用部門の担当者に移行結果通知として移行対象外となったファイルやフォルダのリストを明示し、また使用中などで移行ができなかったファイルリストにより担当者による確認がしやすい状況をつくるなど非常にスムーズに移行していただけました。最終的に移行前後でのデータ欠落などの不具合報告は一件もありませんでした。」(相山氏)

移行作業のイメージ

移行作業のイメージ

プロジェクトを完遂できたのは、
最高のバトンタッチがあってこそ

ここまでのプロジェクトを振り返り、ARIの担当者への評価について聞きました。

「本来なら、当社で専属の担当者を用意しなければいけないくらいのプロジェクトでしたが、こちらができないところをうまくカバーしてもらいました。タイトなスケジュールの中、工夫をしながら取り組んでもらったことに感謝です」(増田氏)

「ARIはプロジェクトを円滑に進めるために、私たちに『これはどうなっていますか』とリマインドやアドバイスをくれるなど、常に寄り添ってくれました。ZiDOMA dataというバックボーンがあったのはもちろん、ミーティングも密に実施してもらうなど、電算システムとのチームビルディングも優れていました。やはり、楽しく、かつ緊張感を持って一緒に仕事をできるメンバーだったからこそプロジェクトを完遂できましたし、精度の高い成果が得られたと思います」(山本氏)

「当社としても、ARIとここまで大きなプロジェクトを進めるのは初めてでした。イレギュラーな事象が出てきた場合でも、ARIの柔軟な対応とその分析・対策には安心感がありましたね。これからもぜひ一緒に仕事をしたいと考えています」(電算システム・高堂氏)

株式会社電算システム ソーシャルイノベーション事業部 プラットフォームソリューション部 プロフェショナル 高堂 雄一様

株式会社電算システム ソーシャルイノベーション事業部 
プラットフォームソリューション部 プロフェショナル 高堂 雄一様

「データ移行が完了したばかりのため、課題の洗い出しを進めつつ、基本的な利用ポリシーを徹底していきたいと考えています。Google サービスに精通した電算システム、柔軟な対応力を持つARIの皆さまのご尽力により、期限内に安全かつ確実な移行が実現できました。このプロジェクトに関わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます」(山本氏)

※文中に記載されている会社名、商品名、サービス名等は各社の商標または、商標登録です。

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